木枯らし1号って何のこと?
木枯らし1号”は、冬季の気圧配置である西高東低が現れ、北から吹く強い風(季節風)が初めて吹く時期を指します。
この現象は主に東京地域と近畿地域で観測され、秋から冬への移行時に初めて吹く強風を表す言葉です。具体的には、10月半ばから11月末にかけて、毎秒8メートル以上の北風が初めて吹く時期を指します。
気象庁は、これらの地域でこのような冬の気配を感じさせる風が吹いた場合、それを「木枯らし1号」として発表します。
この強風は冬型の気圧配置が確立されたときに吹くものであり、特に災害のリスクが高い場合には、注意報や警報などが発表され、人々に警戒を促します。
東京の「木枯らし1号」の発表は2020年以来3年ぶりです
強い冬型気圧配置が全国的に北風を強め、気象庁が「東京で木枯らし1号が吹いた」と発表
13日朝には今シーズン一番の冷え込みが各地で観測され、14日には気温がさらに下がる見込み。体調管理に注意が必要です。
気象庁によれば、強い冬型気圧配置の影響で、13日には全国的に北風が強まりました。東京都心では、午後2時すぎに14.5メートルの最大瞬間風速を観測し、気象庁が「東京で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。
上空の寒気の影響で13日朝も冷え込みが強まり、最低気温は、
▽北海道北見市でマイナス4.6度
▽神戸市で7.4度
▽東京の都心で7.9度
▽福岡市で8.3度
▽名古屋市で8.7度などと、
各地で今シーズン最も低くなりました。
日中はあまり気温が上がらず、最高気温は、
▽札幌市で4.5度
▽鳥取市で9.3度
▽金沢市で11.1度
▽大阪市で12.6度
▽福岡市で14.1度などと、
各地で平年と比べて4度から8度ほど低くなり、鳥取市では12月下旬並みとなりました。
14日の朝、気温が下がり、冷え込みが続く見込み。気象に注意が必要です。
また、西日本から北日本にかけての日本海側では大気が不安定で、土砂災害、突風、ひょうなどにも警戒が必要です。
情報源は:はれるんランド (jma.go.jp)